○E2イルミネーション2版
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ことの始まりは,懐中電灯の再利用でした.
落として壊してしまったのですが,
その発光部には,非常に高価な
白色LEDが7個も使われていました.
そのまま丸ごと捨てるのは惜しいと思って
取り出して使うことにしました.
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LEDといえば,次に来るのは,
エコな電源ですね(<なんして(^ ^;))
前回の あたひなa7 では,
12V300mA程度だった太陽電池部は,
今回は,6V1500mAまで容量を拡張しました.
(その代わり非常に広くなってしまいましたが)
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貴重な電気をためる電池は,
前回よりも全体の容量は減らしましたが,
電圧を下げられた分だけ
電流を長く取り出せるように
配列を変更しました.
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○光る繭玉風たま
前回の文化祭終了後に,次は何を光らせようかと思案していたときに,
たまたま懐中電灯を壊してしまい,再利用法も考えないといけなくなりました.
そこで,
和服の人形に持たせようと思っていた繭玉を光らせられないかと思いました.
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はじめは,
トピアリーボールをくりぬいたものに,
ちりめんを貼った物を作りましたが,
発泡スチロールは,
意外と光を通さなくて 苦戦しました.
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数個作ってるうちに,
くりぬくのに失敗して,
ちりめんだけになってしまったものが
出来てしまいました.
しかし,ちりめんだけで
極うすしわしわになってしまった繭玉もどきは,
良い感じで光を通すことが分かりました.
良いとこ取りすれば,たまの形を保ったまま
光らせられるのではないかと思いました.
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そして,張子のような作り方を見つけて,
うまくいきました.
トピアリーボールを半分に切ったものに
ラップをかぶせて
その上にちりめんを
手芸用の水性ボンドで貼り付けます.
乾いてから,
はみ出たちりめんとラップを切りそろえて
トピアリーボールだけをそっと抜き取とると
たまの半分の出来上がりです.
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通常の繭玉では,
くぼみのあるトピアリーボールを使って
そのくぼんだところに
紐を付けるのですが,
光らせるために
ちりめんだけにしてしまったので,
つなぎ目に紐を付けることにしました.
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そして,貼りあわせる時に,
LEDを入れます.
はじめは,いろいろな大きさの
たまを作っていたのですが,
LEDが入れられないものがあったので,
作り直した時に
みんな同じ大きさにしました.
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○造花ならぬ造枝
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自然物は,
良い風合いと趣があるのですが,
長期保存ができないという欠点もあります.
そこで,今回
たまをぶら下げる枝は,
作り物にしました.
造花用の針金とフローラテープという
紙状のテープを使っています.
本物の枝を見ながら,
できるだけ似せてみました.
画像の左側が本物,右側が造枝です.
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○髪飾り拡張(笑)
この和人形のキャラクターは,
自作のもので,
通常は,
星がついた白いカチューシャをつけています.
しかし今回は,和服ということもあって,
カチューシャ「は」つけませんでした.
しかし,
あとで何かつけたくなったときのために,
飾り用の穴をあけています.
(後日談ですが、釉薬で穴はふさがっていました(涙))
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和人形本体を作ってるときには
つける予定はなかったのですが,
急につけたくなったので,
ビーズで髪飾りを作りました.
さらにこの髪飾りも光ります.
初めて使う
クラフト用極細ゴムひもに
悪戦苦闘しながらも
何とか組めました.
そのさい,一度
瞬間接着剤を使い白化させてしまい
あせりましたが,
ビーズが変質していないで助かりました.
2年前にも白化で痛い目にあっていながら
またやってしまうとは. . . .
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○和人形本体
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これを作ってるとき,
篤姫 というドラマが はやっていて,
その篤姫を作っている方のを見ていて,
篤姫みたく格式が高く
豪華でなくていいから,
ちょっとだけ和服の人形も
作ってみたいなぁと思いました.
そして,
年齢や身分などで着物の着方が 異なることを
教えていただき,
ひとまず,着物を着せるために
「若い」「町娘」ということだけを決めて
作り始めました.
2年前の文化祭で,大きく作らないと
丁寧に作っても
ギャラリーの目にとまらないということに
気づいた私は,
前回にもまして大きなのを作れるように
努力しました.
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大きく作るということは,
絵付けの面積が増えるということで,
ファッションセンスのない私にとっては,
着物の柄を考えるのに苦労しました.
和装関係のホームページを
見て回ってはみたものの
あまりに多彩すぎて
全然参考にできませんでした.
(後日談ですが、
私が今回試みたかった着付けは
カジュアル着物というらしいです
当時知りませんでした)
素焼きができるまでに,
柄の構想が二転三転して,最終的に,
マイブームの るりはこべ を
あしらうことにしました.
出来上がってみたら,
肝心の花の部分が流れてしまっていますが,
今回,写真のほうで展示している,
るりはこべを描きたかったんだと
思ってくださいね.
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○フュージョン!!
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そして,
光る繭玉風たまが下がった枝を持たせた
和人形になりました.
和人形とはいうものの,
カジュアルな感じにしました.
どちらかというと,
活発な性格をつけてみました.
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