○ 気まぐれは突然に(笑)
つぎの作品のことを考えてるときに,
ある番組で,
小泉今日子さんの”Innocent Love”と
いう曲を聴きまして,
そのイントロのバイオリンの音が
強く印象に残ったので,
バイオリンを持たせようと思いました.
○ いつものように,イメージ画を
描きました→
実物大の絵を描かないと
バランスが狂ってしまうので
ひとまず,絵にしてみました.
私のらしい,
「ややぽっちゃり感」をだすために,
5頭身ぐらいにしています.
陶人形でも,
真剣な表情を目指してたのですが,
私の性格のせいか(?),
緊張感のない(^ ^)
にこやかな表情になってしまいました.
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○結果的に試作品になってしまった初回 2009/03/14
むっちゃ きゃしゃな足の上に
フェイクレイヤードを作りこんでしまったために,
支えきれずに壊れてしまいました.
けっこういい表情だったのにね〜.
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○ もしものときの簡易版その1 2009/03/15〜2009/05/10
なんとなく,うまくいかなそうな予感がしたので
どうやればうまくいくかを試しながら
あまり細部にこだわっていない
簡易版を作りました.
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○ もしものときの簡易版その2 2009/03/29〜2009/05/05
そのご,何度かの失敗のあと.
「はじめっから壊れやすい場所で分割して
あとで何かでひっつける」というアイデアが浮かんで
フェイクレイヤードの実装にこぎつけました.
しかし完成後に,
男服を着せてしまうとか,
イメージ画とは逆の向きに
グラデーションを塗ってしまうとかいう
間違えが見つかったりして
もう一回作ることになりました.
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○ やっと完成です?1 2009/05/30〜2009/07/04
何度もやり直してるうちに,
やり直すスピードもどんどん上がってきて
思考に余裕は出てきました.
改めて作り直すにあたって,
各部分のバランスを事前に確かめるために
粘土で仮に作ってみました.
できるだけのことを詰め込みたかったので,
私の陶人形初となるソバージュとか,
バイオリンの胴を実際に空洞にするとか,
ちゃんとf字型穴にするとか
いろいろやってみました.
こんどは,ちゃんと女服ですし,
グラデーションも
絵と同じ向きにしていますよ.
簡易版その2と見比べてみてください.
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○ やっと完成です?2
ところが,内側に塗ってた釉薬が
棚板に引っ付くというハプニングが起きました.
薄くて,きゃしゃな部分を
釉薬で補強しようとしたのですが
裏目に出ました.
作り直す時間もないし,
ほかの部分はうまくいってるので,
どうしても生かしたくて,
リューターで
大胆かつ慎重に削り落としました.
割れなくてよかったです.
弓の部分も陶器で作りたかったのですが,
作っていく過程で
こまごまと割れていってしまい,
継ぎ目だらけになってしまいました.
なので,
別にプラスチックの棒で作ることにします.
この時点では,撮影と,結合の為に
仮止めしています.
上になるほど重くなるので,
しっかり固める必要があります.
(それでも,顔の部分も胴体の部分も
空洞にしてはいるのですけど)
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○ 化粧箱も作ってみました
化粧箱の柄の原画です.→
今回の陶人形があまりにきゃしゃなために
持ち運びに苦労しそうだということで,
緩衝材入りの化粧箱も作ることにしました.
化粧箱の柄の部分は,
プリントされたトートバッグを
ばらして貼ることにしていたのですが
箱の芯のサイズがぎりぎりで
やや窮屈になってしまいました.
トートバッグの面積が少し足らなくて
一枚もので貼ることができませんでした.
それで内箱には,薄い布を貼ることにしました.
人形の手の部分を宙に浮かせたまま
持ち運ぶために,
人形と箱の形に合わせて
緩衝材を使いました.
別のことに使って以来
使い道のなかったオーロラペーパーを
飾りに使ってみました.
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○ バイオリンにもケースをつけてみたい
今回の作品では,たまたまバイオリンを
別に作ったので,人形からはずすことができます.
そこで,バイオリンもケースに入れるように
してみようと思いました.
皮の風合いにしようと思ったので,
合成皮革のようなのを買ってきたのですが
意外と厚みがあって
これまた内側がぎりぎりになりました.
買ってくるときに,しなやかさも確かめたのですが
組み立てるときに予想と違って
しなやか過ぎたような気がしています.
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○ 人形の原画 兼 設定 兼 メモです↓→
原画そのものを何度も持ち運んで,
メモを書き足していったあとでスキャンしたんで,
擦れてしまった部分は,消えたりボケたりしています.
絵中の「5頭身(実寸)」というのは,
B5版の原画と同じ大きさということですが,
実際はそのとおりになっていません.
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