当時の展示の中では,
この人形が本命だったりします。

　この頁を見たことがある方は
ご存知だと思いますが、
10年前に作った邪子人形があります。
　あの当時は、特にファッションに関するセンスが全く無くて、
一番見る機会が多かった服が制服だったと言う理由で、
制服みたいな服装になっています。
　さらに、当時は、顔だけは自分で作れなくて、
先生に作ってもらっていました。
「目だけは自分でやりますぅ」など
情けない言葉も吐いていました。
ですから、すこし、鹿町焼きの人形の特徴が混ざっていました。
(いわば混血)

　今回久しぶりに作れるということだったので、
休日のイベントをほとんどキャンセルして没頭しました。

　今回は、文化祭展示専用品ということもあって、
服も、やや長袖で秋色の装いにしてみました。
最大の難関であった顔も、
全部描くことで克服して、より私色が出せました。

　あと、今回初めての試みとして、
臀部以外はすべて空洞にしてみました。
大変軽く仕上がっています。

　足や臀部が大きくなってしまいました。
私の作品は、作ってるうちにだんだん小さくなる癖があるので、
足から作って最後が顔だったため、バランスが崩れてしまいました。
今回の一番の反省点ですね。

　まあ、何個所か欠けているのですが、
すべて自分でやったことなのでしかたないです。

　あと、これ用のいすと、持たせる小物があったのですが、
制作途中でなくなってしまいました。
完全に出来上がるにはまだ時間が必要です。