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introduction (1). introduction (2).
 この湯飲みは、
私がひごろ思ってることを形にしたらどうなるかという観点で
作ったものです。

 そうですね....取っ手の輪の部分が無いコーヒーカップみたいな形を
想像していただければいいと思います。
 私は、いつも取っ手の中に指を入れてしまって
本体を握っています。(へんだなぅ)
ですから、輪の部分が無くても差し支えないわけです。
その代わりに、突起を作ってあります。
この突起の下に人差し指を当てる感じで持つことを
想定しています。

 あと、湯飲みの下には、汚れが溜まりやすくて
どうにかならないかと思っていました。
そこで、滑らかにしてみました(笑)
周りからは「無い」といわれましたが、ちゃんとあります。
small cup (1).
白化粧土の上に透明の釉薬を全体に塗ったら
こうなりました。
small cup (2).
白化粧土を上1/3くらいに塗って
コバルト釉を下2/3くらい、透明釉薬を残りに塗ったら
こうなりました。
small cup (3).
上1/3くらいに白化粧土を塗った後、柿釉を
下残りに透明釉薬をかけたらこうなりました。
small cup (4).
 上に柿釉を、下に化粧土を塗って
真ん中に透明釉を塗って3色を垂らしたかったのですが、
あえなく失敗です。
small cup (5).
 これも垂らしたかったのですが
うまくいかなかったです。
small cups ( bad results ).
 これらは、ぼつです。
表が割れてたり、空気が抜けてなかった跡があったりしてます。

 あと、化粧土と白釉を間違えてしまったのも
敗因の一つですね。

 実は、全部で10個作りました。
1つは、超〜ぼろぼろに割れまくったので、
ねたにもできませんでした。

 10年前にはばりばり垂らせていたのが信じられないくらい
悪い出来です。

 来年からもっと経験を積んで
いい作品を作ろうと思います。



 湯飲みの設定です。

settings for the Japanese tea cup with gently bottom.