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AW37Pro サウンドカードについて

 ※この記述は、Warp J4に適用されます。Warp J3には、適用されません。


 このサウンドカードは、世の中の常というものでWindows専用カードかと思っていました。
しかし、付属のCD ROM を見てみると分かりますがOS/2にこっそり()対応しています。

しかも、後述するような、抜け道(笑)もあります。

 MIDI試聴時の音質は、FM音源のわりには、高い音がやけに響くこともなく、非常に聴きやすいものです。
さらに、後述の抜け道によって、ハードウエアウェーブテーブル音源使えるようになり、
外部音源にひけをとらない音質になります。

 はっきり言って、Warpを導入するんだったら、このサウンドカードにしてください。(爆)

 ただ、Windowsも使ってる方には、物足りないかもしれません。
なぜなら、ドーターボードの端子が無いからです。
でも、私はそんなことは気にしなくていいので、問題無いです。



 このサウンドカードの導入時に気をつけなければいけない点を挙げておきます。

 まづ、ハードウエア・マネージャーのスヌープ・レベルを
「完全ハードウエア検出」に設定しておかないと、認識されません。
これは、何処にも書いてないので注意してください。


 FM音源で良い方は、付属CD ROM から導入して差し支えありません。

 (私のように)絶対ウェーブテーブル音源じゃないといやだという方は、
シーラスのホームページへ行って、CS423x+CS9236用のドライバを入手して、
導入してください。(←抜け道:詳しくはOS/2 magazine No.25 および No.26 を参照してください)
 
 Win-OS/2でウェーブテーブル音源を有効にする方法について記述します。
DOS/V全画面表示を起動して、付属CD ROM 内の Windows3.1用の"setup.exe"を
起動してWindows3.1用ユーティリティーを導入してください。
その際ファイルの上書きに関する選択が表示されたら、
すべて「いいえ」を選んでください。
導入後、セッションを閉じてください。

そのあと、Win-OS/2全画面表示を起動したら、
aw37proグループ内music centerを起動して、
ウェーブテーブル音源以外の音量を調節してください。
なお、music centerを起動した後でないと
音量の設定が有効にならないので、
スタートアップグループにアイコンを複写しておくと良いと思います。
music center以外のaw37proアプリケーションは、MVDMに対応していないので、
music center以外のaw37proアプリケーションはMVDM上では使用しない方が良いと思います。

 それでなお、MIDIがならない場合は、
Win-OS/2全画面表示を起動して
"Roland MPU-401"ドライバを導入して、
I/O=330h IRQ=2/9 のラジオボタンを選択して、
セッションを、指示にしたがって再起動してください。