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KXL-803A-N と CF-VEL211B と MwaveDSP の組み合わせについて


 ※この記述は、Warp J4に適用されます。Warp J3には、適用されません。



 最初は、Mwave DSPのIRQは10に設定されていますが、
このままでは、KXL-803A-N付属SCSIカード(以下 SCSIカード)と競合してしまい、
SCSIカードがcom2(Mwaveモデム)のIRQを奪ってしまい、
Mwaveモデムは、正常に使用できなくなります。
 ところが、Warpにおいては、SCSIカードのIRQはユーザーが指定することはできないので、
Mwave DSPの方のIRQを変更してやらなければいけません。

 初期状態のThinkPad535Eの空きIRQは、
10 11 15の3つです。
このうち、IRQ11は、あとでCF-VEL211B(以下 LANカード)で
使用するため、ここでは割り当てできません。
ということで、Mwave DSPはIRQ15しか割り当てることができないことになります。

 具体的には、

1. Warpを導入します。
2. すべてのThinkPadソフトウエア(デバイスドライバなど)を導入します。
3. ThinkPad機能設定プログラムで、Mwave DSPのIRQを15に変更した後再起動します。
4. そのあと、MPTSの設定で、LANカードのIRQを明示的に11と設定したあと、再起動します。

 この手順で設定すると
SCSIカード IRQ10
LANカード IRQ11
Mwave DSP IRQ15
のように割り当てられて、正常に使用できるようになります。